Twitterで「会社のサイトにGoogle Mapを使うのはお金がかかるのか?」とツイートがあり、私も自分でまた調べるのは面倒なので、まとめてみました。
ちなみに、私自身はこの件、日米問わずGoogle社には一度も問い合わせしたことはありません。Google社自身による公式な見解が欲しい場合には直接確認するのが一番です。
1.私なりの結論(2010年7月3日現在の利用規約で)
無料で利用できる場合
- 会社のサイトにアクセスマップとしてGoogle Mapを利用するのは、誰でもパスワード等の入力なしで見れる、つまりネット上に公開されている限り、無料で利用できる。
たぶん無料で利用できる
- 無料で誰でも登録できるSNSなどの会員制サイト
たぶん有料( Google Map API Premierの利用が必要)
- 無料で登録できるが、入会に(費用以外の)条件を伴う会員制サイト
有料、または有料がよい場合(Google Map API Premierの利用)
- 前述の「無料」で利用できる場合でも、稼働率など、SLAを求める場合は有料サービスを利用する。
- 有償、無償を問わず、のユーザー登録を伴う会員制サイト
- ある会社の社内でのみ利用できるように、何らかのアクセス制限を設けたWebサイト内で利用する場合は、有料。(Google Map API Premierを利用)
もちろん、Google社のロゴを載せる場合はちゃんと使用許諾を取りましょう。
2.様々な情報ソース
Google Map API:よくある質問 商用サイトでの Google Maps API の使用
よくある質問の「商用サイトでのGoogle Maps APIの使用」のところです。一番公式見解に近い。
Google Maps APIとGoogle Maps API Premier(有償版)の違いについて
Google Enterprise Japan公式ブログでの説明。「公式ブログ」での説明なので、これもほぼ公式見解。(あくまでブログ上なので「あっ、間違えてました」のようなときの法的な扱いはわかりません)
Googleヘルプフォーラム:グーグルマップ、アースの商用利用
印刷物にGoogle MapやGoogle Earthを利用した場合のユーザー同士のQ&A。
Googleの企業向けサービスのエントリーページ。PDFで作られた「ホワイトペーパー」には、無償で利用できるGoogle Map APIと有償のGoogle Maps API Premierの機能的な違いは出ていますが、料金はでていません。
Welcome! Google エンタープライズ: Earth とマップ
Google Map APIを有料で利用したい場合のエントリーページですが、ここにも価格は出ていません。
日本語で、かつHTMLで見れます。
おまけ
ANN: Google Static Maps の 有料版 の料金 について
Google Mapには、PCで見るGoogle MapとJavaScriptをサポートしていない機器向け(ようは以前の携帯)のGoogle Static Mapsがあります。Google Static Maps APIの利用料金に関するお知らせ。公式見解というよりは、ただのQ&A。
2009年10月、有償のGoogle Maps API Premierに、開発者向けプラン発表
ディベロッパーへのお得な情報。
さらにおまけ
実際に見たので間違いないと思いますが、そのページも見つからず、記憶で書いています。3年前は米国Googleへ直接問い合わせする必要がありましたが、いまは日本にも窓口ができたようです。米国GoogleにおけるGoogle Map API Premierの利用料金は、次のとおりです。
- Google Map API Premier 年間$10,000
- Google Static Maps API 年間$2,500(ただし、Google Map API Premierを利用した上でないと、Google Static Maps APIは利用できません)
以前は利用料金の書かれた英文のページにリンクされていたのですが、いまは利用料金の説明のない日本語のページにリンクされてしまいます。なので、英語もページを見つけました。Comparing your API options(英語) (「Google Map API Premier “$10,000″」で検索すれば、いくつも出てきます)
日本円での定価は設けないようにしたのかな?
企業サイトで『Googleマップ』を利用できる『Google Maps API Premier』を企業向けに販売開始5月18日(月)から
ゼンリンデータコム社のニュースリリースでしたが、ありました。年間50万円からだそうです。(2009年5月18日から提供)
以上です。
誤りの指摘、大歓迎です。(誤字脱字の指摘でもうれしいですが)
2010/07/03 22:39 少し文章削りました。
2010/07/04 00:08 「1.私なりの結論」整理し、一部削除(取消線)しました。(多謝:@naokoueda)。あと、ゼンリンデータコム社のリリースに価格が出ていたので載せました。
Googleの企業向けサービスのエントリーページ
PDFで作られた「ホワイトペーパー」には、無償で利用できるGoogle Map APIと有償のGoogle Maps API Premierの機能的な違いは出ていますが、料金はでていません。
Welcome! Google エンタープライズ: Earth とマップ
Google マップを利用することで、顧客の獲得や満足度の向上や、ビジネス インテリジェンスを実現できます。
Google Mapを有償で利用したい場合のエントリーページ
ただし、料金はでていません。
ゼンリンデータコムによる「無償版とPremier版の違い」
日本語で、かつHTMLで見れます。
Google Mapには、PCで見ているGoogle MapとJavaScriptをサポートしていない(していなかった?)携帯向けのGoogle Static Mapsがあります。
Google Static Maps APIの利用料金に関するお知らせ。
公式見解というよりは、ただのQ&A。
コメント:2
コメントをどうぞ。
- テスト
- Googleドキュメントに最大1GBまでの動画ファイルをアップロード可能に。Googleビデオとカブる。 http://www.lifehacker.jp/2011/01/110111goole_docs.html
- Google Appsの管理機能を組み込んだ Google Chrome for Businessがリリースされました。RockMeltを使ってる私はいまところ、まだ使っていませんが http://bit.ly/g9jYTp
- 買って丸3年経過したPC、そろそろメモリ2GBでは限界の様子。パソコン買うときは、ゲームでもしない限り、その時点で最上位のスペックのPCを買うと、長持ちしてお得。ひとまずメモリ4GBにすればシステム開発業務にも、まだ十分使える。
- ある社のサービス。「“クラウド型専用サーバ”、初期費用無料、月額2万円、1ヵ月から契約でき、専用サーバなので、CPU...I/Oのパフォーマンスが保証され」サーバー分野のクラウドで、自動復旧機能や自動性能調整機能もない。名前だけの"クラウド"に注意しましょう。
大体あってますよ。
>たぶん無料で利用できる
> 無料で誰でも登録できるSNSなどの会員制サイト
問題ありません。
>たぶん有料( Google Map API Premierの利用が必要)
>無料で登録できるが、入会に(費用以外の)条件を伴う会員制サイト
これはグレーゾーンでしょうね。
費用が発生すると、アウト。
費用が発生しなくても、一部の条件によって制限される人が発生すると、アウトです。
掘り下げていうと、無料会員制のサイトで一部のグループしか見れない地図はアウトです。
(例えば、Aグループが作った地図は、Aグループのメンバーしか見れない)
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SSL、SLA、リミットの緩和、ビジネス向けの規約、というのがメインです。
Google Maps API そのものには、今のところ機能的な違いはないです。
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エンタープライズの日本語の問い合わせ窓口は、下記URLです。
http://www.google.com/intl/ja_ALL/enterprise/earthmaps/maps.html
以前は日本語の料金も掲載していましたが、今はないはずです。
全部統一して、年間1万ドルになったと記憶しています。
(その時々の為替レートが適用されて、日本円で払えたはずです)
フォローありがとうございます。
> 全部統一して、年間1万ドルになったと記憶しています。
やはりというか、以前日本円で25万円くらいだったのを見て、相当安く提供するんだと思っていましたが、元に戻ったのですね。
とすると、ゼンリンデータコムさんの提供価格も既に過去のものか?